
ホルモンとは?
| ikiiki88 | Leave a comment「ホルモン」て何でしょうか? |
ギリシャ語の
[hormaein](刺激する、興奮させる)では「興奮」とは何でしょうか?
「ホルモン」とは何でしょうか?
何十兆個に及ぶ細胞のうち、ある種類の細胞の集団が興奮すると、
その興奮が別の細胞の集団を興奮させ、
これが連動することで大きな「興奮」が沸き起こっていき、
体全体として興奮して元気になる。
その時に細胞から分泌され、「興奮」を他の細胞に伝える物質がホルモンです。
広義に使われる「ホルモン」という物質 |
ある臓器の細胞から分泌されて、血管を通って臓器に働く物質を意味したり、
白血球などの細胞から分泌されて血管を通らず近くの細胞に作用する
物質を意味したり、
神経細胞から分泌されて他の神経物質に働く物質を意味したりします。
現在までに発見されているホルモンは約100種類以上にのぼるのだそう。
どの細胞を興奮させるか,ホルモンごとに決まっている |
ホルモンとは、色んなところに色んな形で作用する
ものではないのです。
それぞれのホルモンに対して、
それぞれの特別な受け手(ホルモン受容体)が存在し、
性格、食欲、恋愛経験、
睡眠の深さ、老化速度、がんの罹りやすさ、寿命など、
私たちの体や心、感情・行動をも全て“支配”し、
人生を決定づけていると言うのです。
私たちは、自分の人生は、自分で考え、自分で決定し、自分で行動して、
健康である自分を生きていると思っていました。
そうではないのかも知れません。
ホルモンを上手に働かす |
ホルモンを上手に働くようにする事ができれば、
「ホルモン」を強くしてあげることで
余裕のある性格で、食欲もあり、健康的な丈夫な体を持ち、
恋愛も、結婚も、幸せを感じ、
毎日深い眠りにつけるので、爽やかな朝を迎え、
老化も穏やかなので、健康で長生きをする。
そんな、生活になるのではないでしょうか?
ホルモンの専門家でもある、医学博士 伊藤 裕先生は、
「私たちは興奮するために生きている」
とおっしゃいました。興味深いお話しですね!
多くの身体の不調・疾患に、 副腎で作られるホルモンが関わっていた!! |
多くの疾患や不調が、副腎で作られるホルモンが関わっている事が判明しました。
副腎疲労を患っている人に共通しているのが、腸の炎症だそうで、
腸の炎症やアレルギーを惹き起こす、グルテンとカゼインの摂取を減らすことで、
副腎疲労を改善できるとう事なんです!!
うつ・生活習慣病・アレルギーも副腎疲労が原因だった! |
体のさまざまな不調の多くが、
実はホルモンが原因で起こっているという話をしてきました。
体のホルモンの生産地として土台となる器官が、
〝ストレスの腺〟といわれる「副腎」。
副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、
50種類以上のホルモンを生産・分泌しています。
近年の研究では、高血圧、慢性疲労、うつ症状、糖尿病、アレルギー、
花粉症、動脈硬化、性欲低下、不眠、認知障害…など、
実に多くの不調・疾患に副腎で作られるホルモンが関わっていることが
判明しました。
医療先進国アメリカの「抗加齢医学会」では、副腎をまずケアしてから、
それぞれの疾患を治療することが常識となっているのだそうです。
スーパーホルモンのコルチゾール |
副腎ホルモンの中でも、コルチゾールはストレスに対処し、
生命維持に欠かせない「スーパーホルモン」。
副腎がしっかり機能していればホルモンがきちんと分泌されますが、
ストレスで副腎疲労に陥るとホルモン・バランスが崩れ、
心身にさまざまな不調が現れるのです。
副腎がストレスにさらされ疲弊していると、
細胞は体に貯蔵された栄養素を使い果たしてしまい、
常に新たな栄養素を必要としています。
副腎がホルモンを生産し、機能するためには、
まず食べたものがきちんと腸で消化され、
栄養が吸収され、不要なものはスムーズに排泄されるようにしなければなりません。
そのためには腸内細菌のバランスを整え、腸の粘膜を丈夫にして、
細胞を活性化するのが大切です。
やはり、大切なのは腸を整える事 |
腸は免疫機能をつかさどる器官としても重要で、
体の免疫機能の約70%は腸内環境が整っているかどうかで決まるとも
いわれています。
腸が荒れて炎症が起こると、
副腎はコルチゾールをどんどん分泌して炎症を食い止めようとします。
その結果、副腎が疲弊し、上手く機能しなくなります。
副腎疲労を患っている人に共通なのが、この腸の炎症なのです。
そして、炎症やアレルギーを惹き起こす元凶が、小麦に含まれるグルテンと
乳製品に含まれるカゼインという物質なんです。
小麦粉を使った食材や乳製品をできるだけ減らす |
副腎疲労を改善するには、炭水化物はパンやうどんなどの「白い食べ物」ではなく、
十割そば、玄米、などの「色つきの食べ物」がおすすめです。
「白い食べ物」は急激に血糖値を上げ、
その調整のためにコルチゾールを過剰に使い続けてしまうので、
白いご飯を食べるときは雑穀を混ぜていただくとよいでしょう。
また、腸内環境を整えるために、ヨーグルトなどの乳製品ではなく、
味噌、納豆、漬物などの伝統的な発酵食品から、
植物性の乳酸菌を摂るようにしましょう。