
美肌と美容の為の薬膳食材
| ikiiki88 | Leave a comment健康の目安は「気・血・水」で表される |
東洋医学でが、肌は健康のバロメーターと考えます。
そして健康の目安である「気・血・水」のバランスが崩れると、
ダメージとして肌に表れると考えるのです。
「気・血・水」のバランスが崩れると肌に出る?
「気」とは、いわば、生命エネルギーの事で、気はストレスなどにより気の巡り
が悪くなったり(気滞)、気が不足したり(気虚)すると、肌あれや肌のたるみ
が出たり、顔色が悪くなります。
これを解消する食材としては、セロリ、ニラ、ムラサキ玉ねぎ、納豆などの豆類、
魚貝類、薬膳食材の冬虫夏草、白合(百合根)大棗(ナツメ)真珠、などが、
気分を安定させ、肌を整える食材とされています。
栄養を運ぶ「血液」に、不足や滞りが有ると |
「血」は栄養を運ぶ血液の流れですが、不足や滞りが有ると目のくまやシミ、
にきび皮膚の乾燥が表れます。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で出来ており、28日周期で新しい皮膚と入れ
変わります。
そこで重要になるのが、栄養を運び老廃物を取り除く血液の流れなのです。
肌のくすみの7割が血行不良が原因だと言われていますし、
血の巡りが悪くなると(血瘀)、シミ、クマ、ニキビなどが表れ安くなります。
「血瘀」を解消するには、黒酢、梅干、黒キクラゲ、海藻類、小松菜、
薬膳食材では、紅花、山査子などがお勧めになります。
また、血の不足(血虚)は貧血を引き起こし、肌の湿や血色が悪くなり、
肌の乾燥の原因となります。
「血虚」を解消するには、青魚、赤身肉、小松菜などの青菜類、にんじんなどを
使ったら料理に、枸杞子(クコの実)阿膠、金針菜を加えて食べます。
「水」の巡り悪くなると(水毒)便秘になりやすく、むくみや吹出物、湿疹が
出やすくなります。
便秘は腸の善玉菌を減らし、免疫力を落とす事になり、皮脂腺を通じて有害な
成分が肌に表れ、ニキビなどのトラブルの元となります。
「水毒」の改善によい食材は、発芽玄米、雑穀類、海松子(松の実)、ごまなど、
油分を含んだ木の実、乾燥イチジク、パパイヤなど、食物繊維が豊富な食材、
銀耳(白キクラゲ)、黒米、薏苡仁(ハトムギ)、決明子(ハブ茶)など
薬全食材を摂ると改善されます。
美肌をつくるには、やはり、身体の中から、きれいになるように、
食べるスキンケアを試されると良いかも知れません。