
皮膚のバリアを壊す最大の原因!
| ikiiki88 | Leave a comment強い洗浄剤で、顔を洗うことは、皮膚のバリアを壊す最大の原因です。 |
皮膚の表面には、油膜があります。この油膜を「皮脂膜」と言います。
合成界面活性剤が配合されているクレンジングや、シャンプーで皮膚を洗うと、
皮脂膜が洗い流されてしまいます。この為に皮膚は一時的に皮脂膜を失いますが、
失ったとしても。角質層内に数層、存在している角質細胞間脂質が、
水の浸透を防いでくれます。
皮脂膜と角質細胞資質は、重要な皮膚バリアの主体です。
シャンプーやクレンジングで洗浄を繰り返していると、やがて、皮脂膜だけで
なく、角質の細胞間資質まで、奪われるようになり、皮膚はバリア機能を
失ってゆきます。
そして、皮膚の健康を守る微生物を滅ぼすことになります。
最後には皮膚を乾燥へと導いていくのです。
石油系の合成界面活性剤が悪いということですが、では、アミノ酸系界面活性剤
ならば、安全なんでしょうか?と言えば、答えはNOです。
石油系も石油系以外の合成界面活性剤も、アミノ酸系界面活性剤も、どれも、
皮脂や角質層の皮脂を流失させてしまうのです。
ただ、違うところは、天然のものは、自然に代謝され消えてゆく点です。
石鹸も界面活性剤ですが、石鹸が安全なのは、
洗顔や、洗髪の後、石鹸は、皮膚の酸分によって洗浄力を失い無毒化するから
です。
皮膚のエコロジーと界面活性剤 |
ニキビの原因であるアクネ菌アクネ菌を排除して、
皮膚のエコロジーを守るのは、大切なことではあります。
ニキビ用の洗顔化粧品(薬用化粧品)ですが、界面活性剤が配合されています。
皮脂の出てくる毛穴を掃除しながら、一方でサリチル酸などの殺菌剤でアクネ菌
を殺します。
最近のものは、浸透性が強く、低刺激の合成界面活性剤が開発されたとのこと
ですが、若い肌に、乱用し続ければ、皮脂腺の機能が低下する傾向があり、
さらに皮膚バリアの根幹である、角質層というタンパク質を変性破壊する
傾向があります。
最近は、化粧水や、美容液など、全く界面活性剤を使う必要のないものまでも、
配合されている傾向があります。
コメエキスやアミノ酸などで、皮膚を長い時間水浸しにして、保湿を競うもの
です。
アミノ酸から作った合成界面活性剤で、皮膚バリアを壊し、「お肌に、スーッ
と馴染む、染み込む」を感じさせよういうものです。
長く使うと危険です、自分の使っている化粧品の成分を、調べて見ることを
オススメします。