
オーガニックが大切と思う理由
| ikiiki88 | Leave a comment「オーガニック」と「有機」と同じ意味です |
「オーガニック農法」「有機農法」は同じ意味で使われているようです。
農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした
農林水産業や加工方法をさします。
では土を使わない栽培物は、有機JAS認証の対象ではない?
多くの農産物(植物)は、土のある圃場で栽培されます。土の中の微生物が有機物
を分解し、植物はそれを吸収して育つからです。
しかし近年、一部の野菜は、土の上ではなく、野外ではなく、施設工場内で
人工的に育てる農産物があります。
化学的な養液と機械的な照明で栽培するのです。
このような栽培方法を一般的に水耕栽培と呼びます。
最近では、レタスなどの葉物野菜を水耕で大規模生産する「植物工場」が増えて
います。
このほか土を使わない栽培方法としては、ワサビのれき耕栽培、シイタケの菌床・
ほだ木栽培があります。
このような土を使わない栽培方法は、基本的に有機認証の対象になりません。
なぜなら、土を使わない農法は、「自然循環機能を活用する」という有機農業
の定義にそぐわないからです。
ただし、唯一の例外が、シイタケ(キノコ類)の菌床・ほだ木栽培です。
(これは、有機シイタケに対する消費者の要望が多かったこと、またキノコ類の
栽培には化学物質を使用するケースが少ないこと、さらに海外でもマッシュルーム
などの菌床栽培が認められていることから、特別に追加されています。)
オーガニックが良いと思う理由 |
オーガニックが広まることにより、人や動植物、微生物などすべての生命にとって、
平穏かつ健全な自然環境・社会環境が実現します。
オーガニックは、良いに決まっている事なのですが、
「オーガニック」と表示されている製品にも
正しくは、100%そうでないものが、あるのも事実です。
化粧品の業界では、オーガニックの天然成分が少し使われているだけであっても、
「オーガニック成分配合」と大きく書かれていますので、注意が必要です。
私達消費者側が、正しい判断を持って、製品を選んでいく必要があります。