
人格形成はいつ、どうやってされるのか!
| ikiiki88 | Leave a comment心理学的に見た、人格形成に大切な時期とは? |
心理学では、人間の人格形成は生まれてから、5歳から8歳位までに人格の
8割(80%)位が形成されると言われています。
ものの考えかた、感じ方の基本的かまえが作られると言う事です。
子供は生きる為には親に養育してもらわないと生きられませんから、
親が何よりも大切な訳です。
しかし、子供が泣いたり、ぐずったり、いやがったり、言う事を聞かなかったり、
親の思う通りに子供が行動や反応をしないなどの場合に、
子供にとっては、命綱であるお母さんから、怒鳴られたり、叩かれたり、
不機嫌な顔をされたり、
或は、育児放棄などをさらた場合、子供は心の自我状態を自然体で保つ事
が出来なくなってしまいます。
生き抜く為に、子供は何を選択するのか? |
生き抜くために、必要な親からの愛情を何としてでも受け取らないと
いけませんから、
親の顔色を見て嫌われない様に行動や反応をしているうちに、ものの考え方、
感じ方という心の基本的かまえの部分がゆがんで形成されてしまうのです。
子どもは、親が怒ったり、怒鳴ったり、叩いたりするのは自分が悪い、
自分のせい、親を喜ばせられない、自分は(親の期待に答えられない自分は)
ダメだ!と受けとめてしまう事が少なくないのです。
この親からの刷り込みはやがて、子供の潜在意識に定着し、基本的な心の状態
(基本的なかまえ)が出来上がります。
やがて、駄目な自分は生きていても仕方が無い!と思い込んでしまうか、
或は逆に、何かに復讐したいという衝動に駆られてしまい、
今度は他者に暴力を振るう事にもなり兼ねません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
「認知のゆがみ」はどうすれば良いのか? |
大切なのは、自分と親は別の人格である事をきちっと意識することです。
本当の自分は(刷り込みではない自分)は本来は何が好きで、
何をしたり感じたりしている時に喜びを感じる事が出来たのかを思い出し、
一つずつ自分に自信が付くように、行動に起してみましょう。
何かをする為に、この世に生まれたのですから、かんたんに、自分の人生、
命をあきらめたり、捨てる事をえらぶより、心や魂が喜ぶ何かを見つけて
みて下さい。
「出来ない、無理、自信が無い、お母さんに怒られる」などこれらは全部、
刷り込みです!刷り込みを捨てて、自由になりましょう!
少しずつ、自分が自由である事、あるがままの自分で生きて良い事、
を自分にゆるしてあげて下さい。
一度、輝き出したあなたの心、命の輝きは、親であろうと、誰であろうと、
他者には決っして消すことは出来ないのだという事を知っていて下さい。
心が苦しい、辛いと感じたら、どうすれば良いのか? |
認知の歪みによる心の苦しみは、自分では、どうしたら良いのか解らない、
と、お悩みの方もいらっしゃると思います。
自分を理解したところで、苦しみや悲しみは、そうそう解消されないと感じる
事もあるでしょう。
そんな時は、勇気を出して、友人や、先生、親、カウンセラーに相談して見る
事をお勧めします。
色々な考え方感じ方がある事を知るのも心をほぐす、一歩になりかも知れません。
他者を信じてみる事も大切かと思います。
また、他者に、甘えて見るのも、多少の迷惑をかけるのもお互い様なのです。
人は一人で生きている訳ではなく、すでに多くの取り巻く状況や社会や環境や自然
に助けられて生きています。
もし必要でしたら、筆者はカウンセラーですので、お気軽にメールして下さい。
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