
対人関係によるストレス
| ikiiki88 | Leave a comment心理臨床カウンセラーの本音 |
メンタルカウンセラーをやらせて頂いていますと、
色々な悩みの方々と出会います。
ほとんど全員に共通する心の特徴を上げて見ますと、
大雑把ではありますが、
A) 繊細で傷つきやすく、感受性が豊かであり、自信がなく不安が強い事
逆に相談に来ない方々は、
B) 尊大であったり、自分に自信があり、ひるむ事なく自己主張が出来、
思う事をすぐに言葉や行動に移せる事。
それぞれ、人間の個性と考えれば、何も問題はないのですが、
問題が起きるのは、Bのタイプが、Aのタイプに対して、
やたらと、からむ事なんです。
Bのタイプは、その状況をより良くしようと思い、言葉や行動に移すわけですが、
ストレートで、攻撃性の強いBの言動や行動にAのタイプは深く傷つき、
日々ストレスを溜めている事があります。
言葉の暴力になっている場合があるんです。そして、Bさんが正しいと思って、
押し付けた言動や行動は必ずしも正しいとは限りません。
それはBさんの価値観であり、Aさんには、Aさんの価値観が存在します。
Aのタイプの方々には、カウンセリングにおいて、ストレスの吐き出し方、
溜めない方法、溜めない考え方、改善の行動療法や、記憶の印象を書き換える
など、色々な対処がありますが、
自分が絶対に正しいと思っている人へ |
ここでは、Bのタイプの方々に、考えて頂きたいと思います。
1、自分の言動は、常に正しいですか、
2、正しいとして、相手に対して、あなたが「言ってやろう」と思った裏に、
怒りの感情はありませんか?
3、あるとすれば、その怒りは、どこから来ていますか?、つまり、
家族とうまく行っていますか?
プライベートで、怒りや、不安がありませんか?
4、あなたが、言動を押し付ける前に、相手の意見を聞きましたか?
5、話ているあなたの怖い顔と、相手の傷ついた顔を客観的に見てみて
下さい。
6、傷ついている方が過去の自分だとしたら、怖い顔して言動を押し付けて
来ている人は誰ですか?
7、その浮かんだ人物に、傷つけられた心を、見ない様にして来たのは、
なぜですか?
8、何かを忘れようとか、悔しい思いをしたとか、競争意欲に駆り立てられ
たとか、そんな過去の自分を、否定せずに、蓋をせずに、そのまんま
受け止めてください。
9、あなたは自分が正しい、人が間違っている、と言う思考で凝り固まって
いませんか?
そうゆう人を、他罰的な人格、と言います。
10、自分の感情パターン、思考パターンが解ったら、自分の無意識の
ストレスのはけ口を、他罰的な言動をとる事で、はけ口として来た事に
気付き、受け止めてください。
特に、子育て中の親、学校の教師、医師、看護師、介護する側、保育士、
仕事場の部下を持つ人、警察官、カウンセラー、セミナー講師、マナー講師、
えせ宗教の方々、に気をつけて頂きたいと思います。
感情は、言葉となり、行動となり、人を傷つける事があります。
言葉は、暴力になります。相手が弱い立場であれば、パワハラにも、
虐待にもつながります。
心のあり方やくせ、思考は連鎖しやすいです。
感情は感染します。
一人一人の心のエネルギーの使い方が連鎖や感染によって、社会の風土を
良い方向にも、悪い方向にも創造できます。
ネガティブな連鎖や感染は、食い止めましょう!!
小さな言葉の暴力が虐待に戦争に発展させない為にも、
もう一度言います。
一人一人の心のエネルギーの使い方で、安らかな、平和な世界を創造して
生きましょう。